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高屋養仙(たかや・ようせん)─仙台藩医(登米市)─風土病を究明 撲滅に力

 原因が分からず、治療法が確立されないはやり病は、いつの時代も人の心に影を落とす。

 明治時代、旧黄牛(きうし)村(登米市津山町)で多発した風土病「黄牛病」に立ち向かった医師がいた。高屋養仙(1829~1902年)だ。病の正体を寄生虫による肝臓ジストマ(肝吸虫症)と突き止め、治療と予防に尽力した。

 養…

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