閉じる

大槻洋四郎(おおつき・ようしろう)―養殖技術研究者(登米市)― ワカメ人工栽培を確立

 登米市登米町の大槻洋四郎(1901~81年)は、生涯の大半をワカメ人工栽培の研究にささげ、世界で初めて養殖法を確立した。宮城や岩手の三陸沿岸でワカメ養殖が盛んなのは、大槻の功績と言っていい。

 旧鹿島台村(大崎市)の鎌田三之助村長の四男として生まれた。県水産学校(現宮城水産高)養殖科を卒業し、旧北海…

関連タグ

最新写真特集