<アングル山形>鶴岡・だだちゃ豆収穫 盛夏に旬作業一気

【始動】収穫作業が始まるのは午前4時ごろ。夜明け前、刈り取り機のライトを照らして畑の中を進む
【総出】作業場に運び込んだ株を機械に通し、枝からさやを外す。家族や助っ人がそれぞれの持ち場で役割を果たす
【伝承】軒下に干された株。来年用の種豆を採り、先祖伝来の豆を守っていく
【愛情】水洗いしたさやをベルトコンベヤーに並べて選別作業に回す。愛情を込めた優しい手つきが印象的だ

 山形県鶴岡市の在来作物として全国で人気の枝豆「だだちゃ豆」は盛夏に旬を迎える。8月上旬~9月上旬の1カ月間、農家は夜明け前から家族総出で収穫に追われる。鮮度を保つため気温の低い未明に刈り取り、午前中に選別から箱詰め、出荷まで一気に終わらせる。
 市郊外の白山地区は、だだちゃ豆の代表的品種「白山」などを生んだ本場。江戸時代から代々、種を守ってきたという農家渡部康貴さん(39)は「ここにしかない種で全国においしさを伝えられる。農業の可能性を感じる」と力強く語る。
 だだちゃ豆の季節が終わると、もう秋。庄内平野は稲刈りに移っていく。
(酒田支局・菊間深哉)

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