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3.11 宮城県災対本部ドキュメント(2) 続く余震、状況つかめず

 東日本大震災が発生した2011年3月11日の夜は空一面に星があふれていた。大規模停電で街の灯が消えたためだ。

 宮城県庁は違った。非常用電源で照明が維持され、ひときわ明るかった。庁議室では断続的に県災害対策本部会議が開かれた。

 午後7時半に始まった第3回会議。危機管理監小野寺好男が「市町村から被害状…

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