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3.11 宮城県災対本部ドキュメント(5) 迫る72時間、人命を優先

 「72時間の壁」。災害発生後、丸3日を過ぎると安否不明者の生存率が著しく低下するとされ、人命救助の境界線とも言われる。

 2011年3月14日朝、東日本大震災の宮城県災害対策本部は、刻々と近づく72時間の壁をにらみつつ、難しい判断を迫られた。

 午前9時に始まった第12回本部会議。「われわれが元気を出…

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