「三陸おでん」をブランドに! 岩手・大船渡の飲食店主らが推進団体設立

全て地元産の具材を使った千秋庵の「三陸おでん」を紹介する千葉さん

 三陸沿岸の食材を使った「三陸おでん」をブランド化しようと、岩手県大船渡市の飲食店関係者らが「三陸おでんの会」を設立した。宮城県石巻市から青森県八戸市までの飲食店などに参加を呼び掛け、三陸のご当地おでんとして定着を目指す。
 設立は11月26日。具体的な定義は今後決めるが、三陸沿岸の地元食材を一定割合以上使うことを想定する。認定を受けると、専用のホームページに掲載してPRし、共通ののぼりを配布する。
 大船渡市のそば店「千秋庵」は11月初めから「三陸おでん」を提供。かつお節のだしと市内に酒蔵がある酒造会社の酒だけを使うシンプルなつゆで、近くの豆腐店のがんもどきや地元産のタコ、大根を煮込んだ。
 食べる時は自家製の甘みそだれを添える。おでんの会副会長を務める同店の千葉武継さん(49)は「それぞれの味を楽しめるようにした。新たな具材も掘り起こしたい」と話す。
 会には生産者や観光関係者の入会も認める。三陸の新たなご当地グルメとして付加価値を高め、地域おこしにつなげる狙いがある。
 おでんの会事務局で地域活性化総合研究所(大船渡市)主席研究員の福山宏さん(56)は「三陸沿岸道の整備が進み、すしや海鮮丼以外のグルメも考える必要がある。オール三陸で連携し、各地を巡って味比べができるようにしたい」と意気込む。

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