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うたの泉(1428)かぼちゃ煮てセーター編んだと詠むような 人生だってあったはずだが/佐藤涼子(さとう・りょうこ)(生年非公表)

 自分の人生がどうなるかだなんて、誰にも分かりません。ある程度の年齢になると、違う人生もあったのかもしれない、と感じたりもします。掲出歌の作者は今、どんな時間を過ごしているのでしょうか。上句に込められているのは、家で穏やかに過ごす時間が多い人のイメージ。結句「あったはずだが」から、現実は異なる人生を…

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