日本赤十字社宮城県支部が、全国の小中高生に東日本大震災の教訓を伝える「JRCオンライン語り部LIVE」を開催している。第2回が19日、石巻市立町2丁目の震災伝承スペースつなぐ館であった。約1400人の小学生がオンラインで参加し、画面越しの学びを胸に刻んだ。
石ノ森萬画館(石巻市中瀬)スタッフの阿部任(じん)さん(26)=石巻市=が語り部を務め、震災当時の体験を語った。同市門脇町の実家に押し寄せた津波で、祖母と一緒に2階の部屋ごと約200メートル流された。9日後に救助されたが、両足の凍傷などの後遺症に数年間悩まされた。
阿部さんは「避難しなかったことを今でも後悔している。災害の時はしっかり考えて、避難などの正しい判断をしてほしい」と呼び掛けた。参加した岐阜市徹明さくら小6年の今治綾香さんは「いつどんな災害が起こるか分からない心構えを持ちたい。いつか石巻の津波が来た場所を見に行きたい」と話した。
10年の節目を前に震災の風化を防ぐため、日赤県支部が初めて企画した。石巻市で震災の伝承活動に取り組む公益社団法人「3・11みらいサポート」と協働し、語り部の声をライブ配信する。
全国の青少年赤十字加盟校の小中高生が対象。3月18日までの全26回で、計約100校の約8000人以上が参加する。
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