石巻・南浜マリーナが4月運用開始 船舶を陸上保管

整備工事が終盤に入った市南浜マリーナ

 宮城県石巻市が旧北上川河口部右岸に整備する「市南浜マリーナ」が4月に運用を始める。東日本大震災の津波で不法係留船が市街地に流されたことを教訓に船舶を陸上で保管する施設。マリンレジャーの拠点としても活用し、交流人口の拡大を図る。

 マリーナは、プレジャーボートやヨットなど130隻分の保管スペースを堤防の内陸側に設置。固定式クレーンで船を水面から陸に揚げ、台車で運ぶ。水上での係留にも対応する。一時的な利用者向けに浮桟橋を配置し、7メートル級24隻、10メートル級6隻の計30隻が停泊できる。
 建設工事が終盤を迎えており、保管場所と浮桟橋などは3月末までに完成予定。4月から運用するが、船舶の受け入れは5月からで、8月の全面運用を見込む。海や川を生かしたレジャーを提供する場としても活用する。
 河口周辺には船の保管施設がなく、不法な長期係留が常態化。東北地方整備局北上川下流河川事務所によると、震災で激減したが再び増加し、昨年秋の調査では41隻が確認された。
 市や事務所は船舶の所有者らにマリーナの完成を周知し、係留船の移動を呼び掛ける方針。市の担当者は「将来的に長期係留船ゼロを目指したい」と話す。
 市は21日、利用者向けの説明会を市ささえあいセンターで開く。定員80人で17日までに申し込みが必要。
 連絡先は市河川港湾課0225(95)1111内線5607。

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