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石巻市長選 市内の介護事業者ら、斎藤県議に立候補要請

斎藤氏(右)に立候補を要請する石山会長(中央)ら

 任期満了に伴う石巻市長選(4月18日告示、25日投開票)で、石巻市内の介護事業者らが13日、県議会副議長の斎藤正美県議(66)=石巻・牡鹿選挙区=に立候補を要請した。

 要請したのは、中小規模の介護事業者で組織する「石巻地域介護サービス事業者連絡協議会」と、介護従事者の有志。約15人が同市蛇田の斎藤氏の事務所を訪れ、要請書を手渡した。

 協議会の石山奏一会長は「石巻を福祉の充実したまちにできるのは斎藤氏の他にいない」と強調。有志代表の山口大祐さんは「福祉に寄り添ってきた斎藤氏にリーダーシップを取ってほしい」と求めた。

 斎藤氏は「ありがたい。真摯(しんし)に受け止める」と応えた。立候補の判断は「皆さんと相談したい」と述べた。

 斎藤氏への立候補要請は若手の農業、漁業者の有志が16日に、在住外国人の支援団体有志なども18日に予定している。

 関係者によると、周囲には立候補の意向を伝えている。

 市長選では、現職で3期目の亀山紘氏(78)が昨年12月、今期限りでの退任を表明。市議の阿部和芳氏(60)と元衆院議員の勝沼栄明氏(46)が立候補の意思を表明し、石巻市包括ケアセンター所長で医師の長純一氏(54)も立候補を検討している。

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