岩沼市役所屋上に喫煙所 副市長「不適切な対応だった」

岩沼市役所

 宮城県岩沼市の鈴木隆夫副市長は22日、改正健康増進法で敷地内が原則禁煙となった市役所の屋上を市職員の喫煙場所にしていたと明らかにした。同法が認める「特定屋外喫煙場所」の要件を満たしておらず、鈴木副市長は市議会2月定例会一般質問で「結果的に不適切な対応だった」と陳謝した。
 受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が2019年7月に一部施行され、市役所の敷地内は原則禁煙となった。だが、敷地外で喫煙する市職員を見かけた市民からの苦情を受け、鈴木副市長が20年夏ごろ、市役所屋上での喫煙を認めた。
 同法は例外的に特定屋外喫煙場所の設置を認めているが、市は要件のうち、喫煙場所を示す標識を掲示していなかった。鈴木副市長は「大変申し訳ない。今後は例外なく、敷地内禁煙に取り組みたい」と述べた。
 質問した市議は「市民は『職員が隠れたばこをしているのか』と受け取る。真面目に職務に専念する職員の士気低下をも招く」として改善を求めた。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら
先頭に戻る