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夢を果たして 日本製紙石巻野球部後援会、ボール360個寄贈

篠川主将(右)にボールを手渡した青木会長

 日本製紙石巻硬式野球部(石巻市)に、後援会からボール30ダース計360個が寄贈された。

 石巻市民球場で2月22日、贈呈式があり、前田直樹監督や選手をはじめ、安永敦美石巻工場長らが参加。後援会長の青木八州石巻商工会議所会頭が、篠川拓也主将にボールを手渡した。

 チームは昨年3年ぶり5回目の都市対抗の全国大会出場を達成した。青木会長は「ボールを使って精いっぱい練習し、今年も東京、そして大阪ドームに行くというわれわれの夢を果たしてください」と激励した。

 前田監督は「頂いたボールを使い、練習をやってやりまくって2年連続の都市対抗本大会出場を果たす。東日本大震災から10年の石巻に、私たちができる野球という方法で明るいニュースを届けたい」と決意を述べた。

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