東日本大震災10年  空から見た復興のかたち

コバルトブルーの太平洋沿いに、群青色の「海」が広がる。海岸線約1キロにわたって、ソーラーパネル約5万1000枚が並ぶ。福島県楢葉町の大規模太陽光発電施設「波倉メガソーラー発電所」。約2キロ北側には、廃炉が決まった東京電力福島第2原子力発電所がそびえ立つ。東日本大震災までは、田畑や山林が広がっていた。震災の津波や原発事故で営農が難しくなった土地を活用し、町が主導する形で2017年に稼働した。電力は、福島第2原発の送電線を使って東電管内に供給する。「発電で得た収益は、町内の団体を通じ、住民の交流事業などに役立てられます」と町復興推進課の担当者が話す。太陽の光を受けて輝くパネルの「海」。原発から再生可能エネルギーの推進へとかじを切った町の象徴でもある。(写真部・藤井かをり、庄子徳通)
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 復興が進み生まれた新たな風景。それは被災地の人々にどのように記憶されていくのだろう。未来に向かう、そのかたちを空から眺める。
 

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