越路スキー場の存続へ署名提出 岩手・奥州地元住民ら

小沢市長(左)に署名簿を提出する地元住民ら

 岩手県奥州市が財政健全化のため休止を検討している越路スキー場の存続を求め、地元住民や利用者でつくる「存続を願う会」が18日、8943人分の署名簿を小沢昌記市長に提出した。
 スキー場は北上山地にあり、利用の多い岩手県大船渡市、宮城県気仙沼市など沿岸部からも署名が集まった。発起人代表の佐藤修孝・伊手振興会長(69)らは「なくなれば沿岸の人は夏油高原スキー場(岩手県北上市)まで往復5時間かかる」「初心者向けのゲレンデでスポーツ少年団の活動も盛んだ」と訴えた。
 市は経費負担が年間計5400万円かかるとして越路を含めた市営3スキー場の休止を検討中。新年度の営業は未定となっている。
 会は現在故障中のリフトの修理を求めた上で、料金引き上げや営業日の短縮による経費節減に協力する考えも伝えた。
 小沢市長は従来通りの市負担は難しいとした上で、「新しい運営形式でまず3年やってみる方法は不可能ではない。会費で応援するサポーター組織のようなものはできないか」との考えを示した。

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