女川・しおかぜ保育所、開所 子育て環境より良く
女川町に新築された町しおかぜ保育所の開所式が現地で開かれた。6日に入所式を迎え、0~5歳の133人が通い始める。
開所式には町や町議会、近隣行政区の関係者ら約35人が出席。出席者がテープカットし開所を祝った。
須田善明町長は「しおかぜ保育所として出発の日が刻まれることをうれしく思う。保護者や地域の方々とより良い子育て環境を実現したい」とあいさつした。
しおかぜ保育所は、同町女川浜の旧女川小校庭に、東日本大震災で全壊した出島保育所と第二保育所の災害復旧事業として整備した。園舎は木造一部鉄骨平屋、延べ床面積約1300平方メートルで、総事業費は約5億6300万円。
定員は150人。町内では2保育所の被災後、第一と第四の2保育所で園児を受け入れてきた。しおかぜ保育所の開所に伴い、第一保育所は3月で休止した。