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石巻市長選 豊沢氏が出馬表明「日本一住みたい街に」

市長選の公約を説明する豊沢氏

 任期満了に伴う石巻市長選(18日告示、25日投開票)で、農業手伝い豊沢幸四郎氏(59)が6日、立候補を表明した。

 豊沢氏は市役所で記者会見し、「日本一住みたい街にする。市長給与を80%カットし、ボランティアとして市長をする」と語った。公約として18歳までの子育て費用ゼロや教育改革、脱原発などを掲げた。

 豊沢氏は1962年、福岡県出身。中央大理工学部卒。安川電機勤務などを経て、東日本大震災後に石巻市北上地区などでボランティア活動をした。

 市長選では市議阿部和芳氏(61)、元衆院議員勝沼栄明氏(46)、元県議斎藤正美氏(66)=自民推薦=、医師長純一氏(54)が立候補を表明している。

■共産は自主投票

 共産党東部地区委員会は6日、石巻市長選について自主投票とすると発表した。

 市長選の争点に位置付ける東北電力女川原発(女川町、石巻市)の再稼働に対し、正面から反対する候補がいないことから、特定の候補を支援しないことにした。5日の支部代表者会議で決めた。

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