東日本大震災の津波で全壊し移転新築された女川消防署の開庁式が3日、現地であった。3月19日に運用を開始し、26人が勤務している。
新庁舎は女川町が海抜約31.5メートルの高台に整備した。鉄筋コンクリート2階、延べ床面積約1220平方メートルで、訓練棟が庁舎に組み込まれている。
車庫の屋上で高所訓練ができ、放水訓練に使う防火水槽の外壁周辺は水が防火水槽に流れて戻る構造で、水を再利用できる。ポンプ車や化学車など6台を備えた。総事業費は約6億3200万円で、災害復旧費補助金などを充てた。
女川湾近くにあった旧庁舎は震災の津波で全壊し、署員3人が亡くなった。これまでは仮設庁舎で業務を行っていた。
開庁式には町や消防関係者ら約80人が出席。須田善明町長は「何かあった時はもちろん、存在自体が安心につながる。町も連携を密にして安心なまちづくりを進めていきたい」とあいさつした。
石巻地区広域行政事務組合の浜野淳消防長は「石巻圏域で被災した全ての庁舎の復旧が完了した。火災や救急、救助活動に加え、地域防災に力を尽くしたい」と話した。
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