「かわべい」のシンボルに 球体アート設置 石巻観光協会が企画
「かわべい」の愛称で親しまれている石巻市中央2丁目の市かわまち交流センター内に、施設のシンボルとなるアート作品が設置された。地球を思わせる球体と市内の子どもたちが描いた作品を組み合わせ、希望や未来を表現した。
施設を管理する一般社団法人石巻観光協会が企画、9日に完成した。作品名は「明日へ~手と手をつなぎ、みんなで創る未来~」。
段ボールのスーパーカー「ダンボルギーニ」で知られる今野梱包(石巻市桃生町)が作った直径1.7メートルの球体に、造形教室のアトリエ・コパン(同市南中里1丁目)に通う子どもたちが描いた作品を貼り付けた。手をつなぐ人々や国旗、街、乗り物などが青色の「星」を彩っている。
同協会の阿部勝浩常務は「人と人のつながりを感じさせる、とてもいい作品に仕上がった。記念撮影スポットとして使ってもらいたい」と話した。