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ワクチン接種 東松島市、特養で19日開始 石巻市、高齢者に券発送へ

東松島市

 東松島市は19日、65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を特別養護老人ホームの入所者を対象に始める。

 国から供給される初回のワクチン1箱(975回分)が18日、仙石病院に届く予定。供給量が少ないため、重症化リスクが高い特別養護老人ホームの入所者と職員を優先して接種する。市内全3施設に医師が出向いて接種する。

 次回は4月下旬~5月上旬に2箱が届く予定で、特養以外の高齢者施設の入所者に接種する。

 その他の高齢者を対象とした集団接種は5月22日に開始する方針。初回は22、23の両日、矢本西、野蒜の両市民センターで行う。予約は5月1日以降に受け付ける予定。

 医療機関での個別接種は、ワクチンの入荷次第で5月下旬に始める見通し。市内の全高齢者の接種完了は7月末を想定している。高齢者の接種券は3月31日に発送した。

石巻市

 石巻市は、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスの接種券について、市内の対象者約4万9000人に対し、28日から2回に分けて発送する。

 28日は75歳以上の約2万6000人に、5月14日には65~74歳の約2万3000人にそれぞれ発送する。接種券のほか、予診票、接種場所などを記載したチラシを送付する。接種は予約制で、コールセンター(0120)456856、またはインターネットで受け付ける。無料。

 ワクチン接種に関し、市は集団接種と個別接種を併用する方針。

 集団接種会場は石巻赤十字病院と市立病院隣の市ささえあいセンター、6公共施設の計8カ所を見込む。5月中旬以降、準備の整った接種会場で集団接種を開始する。

 亀山紘市長は14日の定例記者会見で「予約受け付けの際の混乱などが起きないよう適切に実施する」と話した。

 石巻市は13日、県内のトップを切り市内の高齢施設でワクチン接種を始めた。

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