閉じる

春の交通安全運動 変則交差点で注意呼び掛け 東松島

児童らの安全を見守る交通指導隊員=東松島市赤井川前一

 「春の交通安全県民総ぐるみ運動」に伴い、東松島、石巻両市にある「変則五叉路」で、石巻署などによる街頭キャンペーンが行われた。計5本の道路が集まる複雑な交差点を走行するドライバーに、安全運転を呼び掛け、横断歩行者の安全を確保した。

 東松島市では12日、赤井南小(児童291人)と鳴瀬桜華小(児童268人)の通学路で「横断歩道止まるっちゃ!セーフティー作戦」があった。新1年生の下校時刻に合わせ、石巻署と市の交通安全指導隊と合同で実施した。

 赤井南小から西に約400メートルの場所にある変則五叉路で行われ、署員と交通安全指導隊員計7人が参加した。のぼりを掲げ、ドライバーに一時停止などを啓発。新入学児童らの横断を見守った。

 14日には石巻市双葉町の変則五叉路でキャンペーンがあった。石巻地区交通安全協会石巻支部のメンバー約20人が「ナイト作戦」を展開。国道398号両側の歩道に並び、のぼりを使ってドライバーに安全運転を呼び掛けた。

 高橋邦弥交通課長は「五叉路では横断歩道と停止線の間隔が長い場所もある。すぐに停止できるよう、運転手は速度を落としてほしい」と呼び掛ける。同支部の遠藤国男大街道分会長(73)は「交通マナーを守れなければ事故防止は難しい。目に見える形で啓発を続けていきたい」と語った。

関連タグ

最新写真特集

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告、休刊日などについては、こちらのサイトをご覧ください

ライブカメラ