近場の推しスポット>石巻市総合運動公園(石巻市南境)
「総合運動公園のこども広場が良いですよ」。石巻市教委体育振興課の阿部洋課長がお薦めの場所を紹介してくれた。訪ねると、子どもたちの笑顔と元気な声が響き、ほのぼのとした雰囲気が一気に伝わる。
こども広場は、1歳から6歳までを対象とした「のびのびエリア」と、6歳以上を対象とした「わんぱくエリア」で構成する。
遊具は、色鮮やかなデザインに加え、最大11メートルの高さを誇る山脈のような景観を生み出すカルネットスケイプなど県内トップクラスの規模を誇る。
利用者の「安全・安心」を第一に考えた設計で、けが防止のため地面はゴムチューブ舗装とするなどの配慮も見逃せない。4月30日の午後からは2カ所の休憩施設パーゴラも利用可能になった。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「はなれてあそぼう2メートル」の横断幕や、「新しい生活様式」の公園利用を呼び掛けるなどの注意喚起も忘れない。
三陸沿岸道・石巻女川インターチェンジ(IC)を下りて南境トンネルを過ぎるとすぐという立地条件も良く、石巻圏域外からも多くの家族連れが訪れる人気スポットとなっている。
<ここツボ> 主婦・佐藤美咲さん(28)=石巻市わかば1丁目=
次男(5カ月)の3・4カ月検診でこども広場のことを知りました。今では天気の良い日は長男(1歳7カ月)を含む3人で週2、3回のペースで利用しています。長男は砂場がお気に入りで、滞在時間が長くなることもあります。地面はクッション性が高く、転んでもけがをしないのも良いですね。2人の子どもがもう少し大きくなったら、主人と一緒に滑り台なども楽しみたいですね。