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宮城復興局、石巻で開所式 仙台から移転 沿岸部支援に軸足

宮城復興局の看板を掛ける英局長

 石巻市穀町の復興庁宮城復興局で12日、開所式があり、第2期復興・創生期間が始まった本年度、沿岸部に支援の軸足を移すため仙台市から移転した同局の被災地支援が本格始動した。職員36人5班体制で臨む。

 開所式は1階会議室に集まった職員ら約20人を前に、亀岡偉民復興副大臣が復興庁からリモートで「現場主義を徹底し、スピード感を持って対応してほしい」と訓示した。

 英(はなぶさ)直彦局長(60)が復興局の看板を掛け「これまで以上に被災地に寄り添い、被災者の心のケアやなりわいの復興、被災元地の活用など残された課題に全力で取り組む」と述べた。

 宮城復興局は1階が会議室、2・3階が執務室で延べ床面積741平方メートル。

 4月1日、復興庁の組織改編に伴い3月31日で閉所した旧石巻支所(石巻市新境町)に産業支援・観光班の6人が常駐した。4月中に市役所そばの民間ビルで改修工事を終え、大型連休中に引っ越し、6日に業務を始めた。

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