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石ノ森萬画館20周年フェス開幕 親子連れ、展示楽しみ巡回

漫画家やイラストレーターから寄せられたお祝いの色紙が展示されている

 23日に開館20周年を迎える石ノ森萬画館(石巻市中瀬)で17日、記念イベント「マンガッタンフェスティバルウイーク」が始まった。25日までの9日間、多彩な催しで20年分の感謝を形にする。

 サイボーグ009の限定カードがもらえるスタンプラリーが人気。親子連れなどが台紙を手に館内9カ所のスタンプ台を巡り、展示を楽しみながらサイボーグ戦士のスタンプを収集した。

 3階のマンガ工房・ライブラリーには、親交のある漫画家やイラストレーターから寄せられた記念色紙を展示。ちばてつやさんら重鎮から仙台市出身のスズキスズヒロさんら若手まで、約40人が石巻や石ノ森萬画館との思い出などをつづっている。

 手持ちのスマートフォンで利用できる、声優山寺宏一さんによる音声ガイドのほか、限定グッズやカフェの復刻メニューも来場者の関心を集めていた。

 家族でスタンプラリーを楽しんだ仙台市青葉区の会社員女性(35)は「2歳の娘が仮面ライダーに夢中で、2週連続で来た。10カ月の息子もこれから興味が出てくると思うので、長く続く施設になってほしい」と話した。

 記念日の23日は午前9時から、開館からの歩みをまとめた「石ノ森萬画館新聞」を配布。午前10時には正面玄関前でセレモニーがあり、石巻小児童が鼓笛隊パレードを披露する予定。

開館20周年 - 石ノ森萬画館

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