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里山でアート鑑賞を 東松島のイラストレーターが作品展

森の中にイラストなどが飾られた作品展

 東松島市矢本のイラストレーター阿部雄さん(74)の「なつやすみ作品展」が7日、同市大塩の逆川(さかさがわ)キャンプ場で始まった。13~15日にも開かれる。

 阿部さんが里山を整備した私設キャンプ場で、板をキャンバスにしたアクリル画のイラスト20点や廃材を使ったクラフト作品などを展示した。

 イラストは木に止まるフクロウや灯台のある岬の風景を朝と夜で描き分けた。電球で昆虫を再現した作品なども子どもたちの注目を集めた。キャンプ場にはツリーハウスや小屋の中の美術館、手作りのブランコなどもあり、親子連れらが自然体験も楽しんだ。

 長男と一緒に初めて訪れた同市矢本の阿部千代子さん(39)は「山そのものがアートのよう。子どもは『絵本の世界みたい』と喜んでいた」と話した。

 作品展は18回目。阿部さんは「作品を楽しみながら身近な自然を感じてもらい、里山に関心を持つきっかけにしたい」と話した。

 時間は午前10時~午後4時。雨天中止。県道鳴瀬河南線沿いの引沢集会所から徒歩5分。連絡先は阿部さん090(4557)0901。
http://takeshikun.sakura.ne.jp/

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