改修予定の「ゆぽっぽ」、年度内再開目指す 女川町
女川町議会9月定例会が3日、開会した。議案は16億160万円を追加する2021年度一般会計補正予算案(累計120億2433万円)など9議案や20年度一般会計など決算認定10件、報告1件の計20件が提出された。会期は13日までの11日間。
初日は一般質問があった。2度の地震で窓ガラスが割れ、改修工事を予定する町営温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」について、町は本年度中の営業再開を目指す方針を示した。工事費は最大5000万円を見込み、設計、施工に当たった2業者と町が負担割合を協議する。
旧女川中校舎の利活用について、公募の結果、音響機器の輸入販売会社サウンドハウス(千葉県成田市)を優先交渉権者に決定したことを明らかにした。
一般質問は木村公雄、阿部律子、阿部美紀子、鈴木公義の4氏が行った。