コロナ重点措置移行13日 石巻市、公共施設の予約受け付け再開
県内に出されている新型コロナウイルスの緊急事態宣言が13日に、まん延防止等重点措置に移行する。県は9日、オンラインで市町村長会議を開いた。全県の飲食店を対象とした休業要請を宣言期限の12日で終え、重点措置が適用される13~30日の間、午後8時までの時短営業に切り替える方針を決めた。
県は仙台市を除く34市町村の全飲食店に午後8時までの時短営業(酒類提供は午後7時まで)を要請する。応じた店には売上高に応じて1日2万5000~7万5000円の協力金を支払う。感染対策を施した県の認証店は時短要請の対象外とし、酒類の提供を含めて通常営業を可能にする。
石巻市は停止していた公共施設の新規予約を13日に再開する。女川町は公共施設の利用時間短縮を継続、団体の新規予約、利用は再開する。
東松島市は9日のコロナ対策本部会議で、飲食店への周知を確認。30日までの期間中、引き続き市の公共施設について市外利用者の新規予約は受け付けないことを決めた。学校施設のスポーツ団体などへの貸し出し停止も継続する。