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でっかぼちゃ、コロナに負けず 1位は58キロ 石巻・桃生

巨大なカボチャが並ぶコンテスト会場

 育てたカボチャの大きさを競い合う「ジャンボかぼちゃコンテスト」が石巻市桃生町中津山のいしのまき農協桃生中央支店で開かれている。オレンジや緑の巨大なカボチャが並び、来店者の目を楽しませている。展示は24日ごろまで(平日のみ)。

 桃生地区の農家19軒と3小学校、幼稚園、福祉施設の5団体が計24個を出品した。重さを基準に審査し、1位は58キロの今井博子さん(新田地区)、2位は46キロの阿部琉生さん(袖沢)、3位は43キロの首藤優心さん(樫崎)だった。団体の部の1位は26キロの桃生幼稚園が選ばれた。

 生産者らで組織する桃生地区運営委員会が主催。桃生地区の全組合員に呼び掛けて、応募した計30の個人、団体が5月にコンテスト用の品種の種をまき、育ててきた。

 2018年から「ものう秋祭り」の一環で行ってきたが、新型コロナウイルス感染予防のため昨年は中止し、今年はかぼちゃコンテストのみ開催した。

 事務局の同農協桃生総合センターの金子智彦センター長(58)は「孫と一緒に育てた生産者もいて、大きく育ったと喜んでいた。家族や地域の会話のきっかけとして続けたい」と話す。

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