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ふるさと納税返礼品にマンホールのふた 吟醸酒も 東松島市

新たに返礼品に採用したマンホールのふた(右)と、純米吟醸酒「想~kokyo~」

 東松島市は、ふるさと納税の返礼品に、航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」をデザインしたマンホールのふたと、市内産酒米を使用した純米吟醸酒「想~kokyo~」(コキョウ)の2品を新たに採用した。市によると、マンホールのふたを返礼品に活用するのは県内で唯一という。

 マンホールのふたは直径60センチ。青空を背景にブルーインパルス4機が飛行する様子が描かれている。同じふたはJR矢本駅前に2基備えられており、納税があった度、生産する。寄付金50万円以上が対象。

 マンホールのふたは全国に収集家がおり、市は愛好家やブルーインパルスファンからの納税に期待する。同じマンホールを印刷した「マンホールカード」も人気で、全国から入手希望者が東松島市を訪れている。

 kokyoは市内の佐藤農園と酒販店大江酒店の若手後継者が主体的に手掛け、「伯楽星」などで知られる新沢醸造店(大崎市)が仕込んだ。ラベルにはブルーインパルスを採用し、先月販売が始まった。寄付金1万円以上が対象。

 渥美巌市長は「ブルーインパルスの人気は高まっている。東松島市に関心を持ってもらうきっかけにしたい」と語る。

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