女川と酒田米菓のコラボ第3弾 「三陸海せんべい」発売 塩、のり、ワカメ
女川町の水産業体験施設「あがいんステーション」は18日、「オランダせんべい」で知られる酒田米菓(酒田市)とコラボレーションした「三陸海せんべい」を発売した。当日は販売会が開かれ、町の公認キャラクターシーパルちゃんと、同社のマスコットキャラクターオランダちゃんが商品をPRした。
コラボ商品の販売は第3弾で、塩、のり、ワカメの3種類の味を5枚ずつ箱に詰め合わせた。塩味は石巻産「伊達の旨塩」とオランダせんべいで使われる塩をブレンドし、うま味たっぷりに仕上げた。のりは国産のりにごま油を絡め、ワカメは三陸産を使用しポン酢で風味を際立たせた。
女川と同社のコラボ商品としては、2月に町内産のホヤを使った「ほや醤油(しょうゆ)せんべい」を発売。パッケージが女川バージョンのオランダせんべいも同時に登場した。
あがいんステーションを運営するまちづくり会社「女川みらい創造」の木村貴之統括本部長(52)は「近隣地域を含めた地元の物を生かし、おいしく仕上がった。新しい女川土産として味わってみてほしい」と話した。
酒田米菓企画室の高橋大地さん(27)は「さくさく感が増すように、せんべいを焼く時の温度と水分の調整に苦労した。その食感も楽しんでほしい」と語った。
あがいんステーションで販売中。15枚入りで1箱1000円。