東松島市議会閉会 決算認定など可決 ワクチン集団接種完了
東松島市議会9月定例会は30日、2020年度一般会計など7会計の決算認定と、稲作農家への支援に関する意見書1件など計9件を原案通り可決、閉会した。
任期満了に伴う人権擁護委員の推薦では、元大曲小校長の鈴木政信氏(62)=赤井=の新任に同意した。
意見書は、新型コロナウイルス禍でコメの需要が落ち込み、所得が減少する稲作農家への支援として、国に政府備蓄米の運用改善や困窮者へのコメ提供などで需要促進を講じるよう求め、全会一致で可決した。
<ワクチン2回接種、12歳以上70%完了>
東松島市の渥美巌市長は30日、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した12歳以上の市民の割合が70%になったと明らかにした。市議会9月定例会本会議前に議員に説明した。
市によると28日現在、12歳以上の市民のうち81%が1回目を済ませた。65歳以上は94%が1回目、93%が2回目を終えた。12~64歳は75%が1回目、58%が2回目を終えた。
市の集団接種は9月26日までに完了し、10月は自治体が指定する医療機関で個別に接種する。