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秋の風情、一鉢に表現 きょうまで山野草展 東松島

赤く紅葉した木々や、かれんな草花が並ぶ山野草展

 東松島野草の会の「第7回秋の山野草展」が2日、東松島市矢本の蔵しっくパークで始まった。紅葉した鉢植えや、かれんな草花が来場者を楽しませている。3日まで。

 70~90代の会員9人が育てた約150点を展示。赤い実を付けた「マユミ」、赤く色づいた葉が美しい「ニシキギ」、黄色や白い花が美しい「ホトトギス」などが秋の風情を醸している。流木を土台にマツを植えた作品もあり、大自然の野山や海辺の風景を表現した力作が目を引く。

 今季は夏の猛暑で、水やりや温度管理に苦慮したという。尾形守会長(84)は「会員たちはこの日に合わせて大切に手入れをしてきた。秋の自然の雰囲気を楽しんでほしい」と語る。

 入場無料。午前9時~午後4時。山野草の即売会もある。連絡先は尾形会長090(8920)9435。

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