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全日本大学女子駅伝 石巻専修大、出場決める 選考会で2位入賞

杜の都駅伝への出場を決めた石巻専修大女子競走部

 杜の都・仙台市で31日に開かれる「第39回全日本大学女子駅伝対校選手権(杜の都駅伝)大会」(公益社団法人日本学生陸上競技連合など主催)で、石巻専修大競走部が4年連続6度目の出場を決めた。9月27日に北上総合運動公園(北上市)を発着点に実施された東北地区代表選考会で東北福祉大に次いで2位に入賞。全国切符をつかんだ。

 代表選考会にはオープン参加を含む6校9チームが参戦。計15キロの3区間を各校2チームの合計タイムで本戦の出場権を駆けて競った。石巻専修大は1時間58分4秒と、1位の東北福祉大の1時間47分55秒に約10分差の2位に着けた。

 チームは昨年も福祉大に約5分差で敗れ、今年はその差が倍近くに膨らんだ。泉田利治監督は「故障明けの選手がいたほか、1年生は競技歴が約半年。強化半ばでの守りの駅伝だった」と振り返った。

 チーム別では、Bチームの1区を走った高橋里奈(1年)が2~3キロ地点で福祉大ABチームに引き離され、Aチームのフォックス真島新菜(2年)は食らいついたが、先行する福祉大の両チームに約40秒遅れでたすきをつないだ。

 2区ではAチームのエース斎藤凛(3年)が14分36秒と力走。主将千葉彩有花(4年)は約2週間前に右ふくらはぎを負傷したばかりだったが、最も長い6キロの3区を23分10秒で駆け、区間3位と健闘した。

 千葉は「予選会で最低限のラインは達成できた。本戦では最後までたすきをつなげるのが最大の目標だ」と全国の舞台を見据えた。

 杜の都駅伝は、仙台市民陸上競技場を31日午後0時10分にスタートし、6区間38.1キロのタイムを競う。

第39回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会

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