東北楽天3連勝、2位ロッテに1・5差

7回1失点と好投した東北楽天・岸

 東北楽天が接戦を制し3連勝。

 打線は五回、渡辺佳の適時打で先制。1-1の九回は島内の適時打で勝ち越した。先発岸は粘り強く要所を締め、7回1失点にまとめた。八回をしのいだ2番手西口が5勝目、九回を締めた安楽が2セーブ目を挙げた。

 西武は連勝が2で止まった。先発浜屋が六回途中1失点と粘ったが、打線が好機でつながりを欠いた。

▽勝 西口27試合5勝1敗
▽S 安楽55試合3勝2敗2S
▽敗 平良60試合2勝4敗19S

4番島内、勝負強さ光る

 東北楽天の島内は追い込まれても動じなかった。1-1の九回1死一、二塁、西武の守護神平良に2球で2ストライクとされ、3球目はファウル。打者にとって圧倒的に不利なカウントだが、4球目の外寄りのチェンジアップにうまくバットを当てた。「何とか前に飛ばそう」。打球が中前へ抜けて一塁に到達すると、控えめに左の拳を突き上げた。

 五回に渡辺佳の適時打で先制点を挙げて以降、チャンスをふいにしていた。六回は無死満塁から2番手武隈を攻め切れず、七回は2死満塁で、島内が初球を打ち遊飛に倒れた。「打席の入り方がもったいなかった。久々に悔しかった」。この反省を踏まえ、九回は集中力を研ぎ澄ませて打席に入り、チームに勝ち越し点をもたらした。

 この日を含め4試合連続で打点を挙げ、10月に入っても勝負強さは健在だ。打点はリーグ最多の92に伸びた。最近は打撃好調の渡辺佳が左翼で起用され、指名打者での先発が続く。試合中にベンチ裏でバットを振り過ぎて疲れないようにするため、回数を減らすなど調整に苦心しているという。

 チームは2戦連続で九回に勝ち越す劇的勝利。2位ロッテとのゲーム差は1・5となり、背中が見えてきた。「チャンスで回ってくることが多い。僕が打たないと勝てないので、もっともっと打ちたい」。4番としてチームをさらに勢いづけていく。
(佐々木智也)

9回東北楽天1死一、二塁、島内が中前に決勝打を放つ
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