石巻圏・新百景>定川復興大橋(東松島市、石巻市)

北側から見た定川復興大橋。下流には定川大橋(奥)が架かる
橋の東側では門脇流留線の工事が進む。現在は橋を下りた先で回り道するルートを走る

<命を守り、なりわい結ぶ>

 石巻工業港に注ぐ定川に、東松島市と石巻市を結ぶ青い橋が架かる。約350メートル下流の定川大橋と並び、大型トラックや乗用車が行き交う。

 県が今春、国の復興交付金を活用して整備した。延長192メートル、幅10.5メートル。片側1車線で北側に歩道を備える。橋の上からは住宅街や水田、造船所、工場地帯が一望できる。

 橋の東側には、本年度内の完成を目指す高盛り土道路「門脇流留線」が延びる。開通すれば石巻市魚町地区の水産加工団地と、工業港周辺の工場地帯、東松島市矢本の計約12キロを結び、両市のアクセスが向上する。

 東日本大震災の発生時、沿岸から内陸に避難する車両で渋滞が多発し、被害が拡大した。復興大橋は災害時の避難道路の役割を担う。命を守り、人々と産業をつなぐ道が間もなく全容を現す。

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