石巻・南浜地区で防災学習イベント AR活用、参加者の理解深める

防災アプリを使いながら震災の教訓などを学ぶ参加者

 拡張現実(AR)技術を活用した防災アプリを使って、東日本大震災の被害や教訓、津波防災の大切さを学ぶイベントが10日、石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園周辺であった。県が主催する「学ぼう津波防災inみやぎ津波伝承館」の一環で、一般社団法人石巻観光協会が実施。オンラインを含め、石巻市などから14人が参加した。

 参加者は公益社団法人3・11みらいサポートが開発した防災アプリの「南浜・門脇ツアー」を使い、ガイドから説明を受けながら、市の震災遺構として整備が進む旧門脇小の校舎やプール跡地、旧門脇保育所など、門脇・南浜地区を約2時間かけて歩いた。

 要所ごとで立ち止まり、タブレット端末やスマートフォンでアプリを起動。震災前後の地区の風景や、住民らが震災直後に取った行動などを写真と映像で確認しながら、一人一人が理解を深めていった。

 石巻市清水町の支倉信成さん(80)は「震災から10年が経過し、改めて何があったかを振り返ることは重要なこと。アプリなどがあれば次の世代に伝わりやすく、広まるのでいいと思った」と話した。

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