トリプル選 ミス防止へ選管ピリピリ 石巻、女川

三つの選挙のポスター掲示板が並ぶ石巻市内

 任期満了に伴う知事選(14日告示)と衆院選(19日公示)、県議選石巻・牡鹿選挙区(定数5、欠員1)の補欠選挙(22日告示)の投開票が31日に決まり、3選挙が集中した石巻市と女川町の両選管が準備に追われている。当初想定していた11月から前倒しされて準備期間も短く、ミスの発生防止に神経をとがらせている。

 市選管は11月7日か14日の同日選を想定していた。衆院選が10月31日に早まり、知事選を同日選とすることも告示の8日前に決まった。担当者は「準備は進めていたが、期日が決まらず中ぶらりんの部分はあった。1週間の前倒しは事務方にはしんどい」と漏らす。

 投票所入場券は旧市時代から慣例的に告示や公示日前に届けてきたが、期日決定が遅れたため発送は25日からになる。突然の解散だった2014年衆院選も公示日に間に合わず、市民の問い合わせが殺到したため、今回は発送時期が遅れる通知を各世帯に郵送した。女川町選管も発送は知事選の告示後になる見通し。

 県議補選は無投票の可能性もささやかれたが、11日に2人目が立候補を表明。トリプル選が確実になった。

 投票箱は衆院選の小選挙区と比例代表、最高裁裁判官国民審査、知事選、県議補選の五つに上る。106カ所の投票所を抱える石巻市選管は「負担は確実に増す。投票所の従事者が間違わないよう、細心の注意をお願いするしかない」と語る。

 15日には知事選の期日前投票が始まる。市選管は入場券がなくても投票できることを有権者に周知する。一方で、期日前投票の開始日は衆院選が20日、県議補選が23日からで、3選挙ごとに異なる。女川町選管は「複数回訪れた有権者が二重に投票してしまわないように注意したい」と気を引き締める。

 期日前投票では、石巻市は市役所本庁舎や各総合支所など期間限定も含めて16カ所に投票所を設ける。東松島市は市役所南庁舎と鳴瀬庁舎に、女川町は町役場のほか、26日に離島の出島と江島に設ける。

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