女川で防犯ポスター展、20日まで　小中学生の力作並ぶ

　女川町防犯協会主催の「２０２１年度防犯ポスターコンクール」の作品展が、町役場１階エントランスで開かれている。２０日まで。コンクールは町内の小中学生を対象に作品を募集。女川小から１６点、女川中から２７点の応募があり、８人が入選した。

　防犯思想の普及などを目的に、（１）安全・安心なまちづくり（２）侵入犯罪防止（３）子どもの犯罪被害防止（４）振り込め詐欺被害防止（５）少年の非行防止（６）インターネットサイトへの違法内容書き込み防止－といったテーマを設けた。

　作品展では応募全作品４３点を展示。全国地域安全運動（１１～２０日）に合わせて開催し、特殊詐欺被害の防止や戸締まりなどを呼び掛ける作品が並ぶ。

　事務局を務める町町民生活課の担当者は「子どもの視点で描いた多くの作品が集まったのでぜひ見てほしい。インターネットの誹謗（ひぼう）中傷など、時代を反映したものもある」と話した。