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宮城知事選 長氏、地元で支持訴え 「石巻から知事を」

支持者らに手を振って応える長氏=15日午前8時20分ごろ、石巻市穀町

 任期満了に伴う知事選(31日投開票)で、無所属新人の医師で元石巻市包括ケアセンター所長の長純一氏(55)が15日、市内で遊説した。東日本大震災からの市の復興に携わってきた地元候補の立場を強調し、「均衡ある発展のため石巻から知事を出してほしい」と訴えた。

 長氏は通勤、通学の市民が行き交うJR石巻駅前で街頭演説した。少子化対策を重要課題に挙げ、女性県議8人のうち7人が自身を支持していることをアピール。「女性の視点を生かした政策への転換が必要だ」と主張した。

 現県政の東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)再稼働の「地元同意」や東京五輪サッカー競技の有観客開催などを批判し、「対話を基調とした県政に変えていく」と述べた。同市蛇田や河北、北上、雄勝地区などでも支持拡大を呼び掛けた。

 知事選には、無所属現職で5選を目指す村井嘉浩氏(61)も立候補している。

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