事務所開きや街頭演説に東奔西走 解散後初の週末迎えた各陣営

 衆院解散から最初の週末となった16日、東北の立候補予定者は19日の衆院選公示に向けて準備作業を加速させた。投開票日まで15日間と時間が限られる中、各陣営は事務所開きや街頭演説に東奔西走。戦闘モードは早くも全開となった。

雨の交差点で、のぼりを手にアピールする立候補予定者=16日、大館市(写真の一部を加工しています)

 「党選対委員長の自分が負けるわけにはいかない。地元に帰れる時間が少なく、皆さんにおんぶに抱っことなりながら勝ち抜く」

 山形1区の自民党前議員は山形市で選対本部発足式を行い、約250人を前に決意表明した。党の浮沈が懸かる重責に「何としても全国の小選挙区で勝利する」と強調した。

 むつ市での事務所開きに臨んだ青森1区の自民前議員は、8月の豪雨で土砂崩れによる道路の通行止めが多発したことに言及。「地域の安全、安心にはバイパス道路が必要だ。本格整備を目指し、国政で今まで以上に汗を流したい」と誓った。

 「都市部では与党と野党の支持率は五分五分。厳しい戦いになる」。宮城2区の自民前議員は仙台市泉区であった事務所開きで危機感を表明し、市議ら約80人に結束を呼び掛けた。

無党派層取り込みの方針を確認

 雨が降りしきる中、大館市内の交差点に立ったのは秋田2区の立憲民主党前議員。行き交う車に手を振りながら、「国会の世代交代を進め、秋田から政治を刷新する流れをつくる」と声を張り上げた。

 10選を目指す福島3区の立民前議員は、須賀川市で選対本部会議を開いた。投票率が65%以上であれば有利になると情勢を分析し、投票の働き掛けと無党派層の取り込みに全力を挙げる方針を確認した。

 岩手1区では、立民前議員が盛岡市で事務所開きを行った。政治資金を巡り県連と係争中で、組織一丸の支援は期待できない事情を抱える。関係の深い地方議員や労組関係者ら約30人を前に「厳しい選挙だが、必ずや期待に応え、結果を出す」と宣言した。

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