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周辺渋滞解消へ30日に暫定開通 工事完了は来年3月 石巻・蛇田新橋

30日から通行可能になる蛇田新橋

 老朽化による架け替え工事で2019年11月から通行止めが続いていた石巻市の北北上運河に架かる蛇田新橋が、30日に暫定開通する。中里バイパスなど周辺道路で渋滞が常態化して市民生活への影響が大きいため、全体の工事完了を待たずに通行可能にする。

 暫定開通は30日午前7時。新橋の車道と歩道のほか、橋と接続する運河沿いの市道も通れるようになる。休止していたミヤコーバスのバス停「新橋」は11月1日に利用再開する。

 当初は今年3月の開通を予定していたが、地下に石垣などの支障物が見つかり、完成が遅れていた。全体の工事完了は来年3月を見込む。

 蛇田新橋はJR石巻駅前エリアと同市蛇田の国道45号を結ぶ市道の一部。車道と歩道が別々に架かっていた旧橋が老朽化したため、撤去して1本の橋に架け替えた。

 新橋は片側1車線で全長36・2メートル。車道が幅8メートル、歩道が2・5メートルで、従来より広くなる。

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