全国豊かな海づくり大会 作品コンクールで表彰

大森心結さん

 「第40回全国豊かな海づくり大会~食材王国みやぎ大会」の式典行事(3日、石巻市複合文化施設)で、作品コンクール・作文で大会会長賞(最優秀賞)に輝いた石巻市蛇田小4年大森心結さんが受賞作「わたしの体は海でできている」を朗読した。

 大森さん以外に作品コンクール(作文・絵画・習字)で表彰された石巻地方の小中学生は次の通り。(敬称略、洋数字は学年、学年は前年の場合もある)

【農林水産大臣賞】
◇作文
▽小学校低学年 佐藤嶺弥(北上3)
▽中学校 杉浦花楓(万石浦2)

【水産庁長官賞】
◇作文
▽小学校高学年 今野大輝(北上5)

【県知事賞】
◇作文
▽小学校高学年 今野凜玖(北上5)
◇絵画
▽小学校高学年 長坂良夢(赤井6)

【県教委教育長賞】
◇絵画
▽小学校高学年 志摩まどか(貞山5)
◇習字
▽小学校低学年 日野雄翔(鳴瀬桜華3)
▽小学校高学年 三浦羽菜(稲井5)
▽中学校 千葉南(湊3)

【県漁業協同組合代表理事組合長賞】
◇習字
▽中学校 永尾光悠(河南東1)

 

作文コンクール大会会長賞作品紹介

「わたしの体は海でできている」 
 石巻・蛇田小4年 大森心結さん(作文を書いたのは3年時)

 わたしは、ウニやカキや魚、海でとれる食べものが、大すきです。

 わたしのおじいちゃんはむかし、大きな船に乗って、魚をとっていたそうです。だから、手はぶあつくて大きいし、力も強いです。

 おじいちゃんはいつも、「魚を食べると頭がよくなるぞ。ほねも強くなるし、病気にもならないんだよ」と言って、魚のいい所を教えてくれます。そんなおじいちゃんは、夏に海水よく場に行くと、海のゴミを拾って帰って来ます。

 「どうして、海のゴミをわざわざ拾って帰るの?」と、わたしが聞くと、おじいちゃんは、「人間がすてたゴミを、海の生き物がまちがえて食べてしまって、具合を悪くしてしまうからだよ。みゆうは、海の食べ物で、こんなにじょうぶな体にしてもらっているんだから、みゆうも、海をきれいにして帰ろうね」と言いました。

 わたしはその話を聞いて、一生けん命にゴミをさがして拾いました。ビニールぶくろや、ペットボトルなどがたくさん落ちていました。

 昨年、ウミガメのニュースを見ました。ウミガミの鼻の中には、プラスチックのストローが入ってしまっていて、とてもいたそうで、かわいそうでした。

 わたしは、そんな海を見たくありません。海でそんなことにならないように、海でポイ捨てをするのはやめてほしいなと思いました。かんきょうをよくして、海をきれいにしてほしいです。

 おばあちゃんも、公園や山へピクニックに行くと、「持ってきたゴミより、ひとつ多く持って帰ろうね!」と言います。わたしのおじいちゃんとおばあちゃんは、すてきだなと思いました。

 おじいちゃんが海を守ってきてくれたおかげで、今、わたしはおいしい魚を食べることができます。おじいちゃんがみらいへつなげてくれた海を、今度はわたしがみらいへつなげていく番だと思いました。だって、わたしの体は、海の食べ物で、こんなにじょうぶにしてもらったのですから。

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