第49回衆院選(31日投開票)宮城5区は、9選を狙う立憲民主党前議員の安住淳氏(59)と、元タレントで自民党新人の森下千里氏(40)=公明推薦=が、政権選択や東日本大震災からの復興、新型コロナウイルス対策などを巡り、熱を帯びた論戦を繰り広げている。
野党統一候補の安住氏は「おごる自民の1強政治を終わらせ、政治を刷新する」と対決姿勢を鮮明にする。森下氏は「政権を担えるのが与党なのか野党なのかを問いたい」と自公政権の継続を求める。
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安住氏は公示日の19日、松島町で第一声を上げ、8カ所で街頭演説した。地元石巻市ではJR石巻駅前でマイクを握り、斎藤正美市長が応援に駆け付けた。
安住氏は、後手に回った前政権の新型コロナ対応を批判し「失敗と教訓が次に生きる政治にするため、1強政治を終わらせる」と力を込めた。
「第6波」に備え、市役所や駅などで気軽にPCR検査ができる体制整備や自治体への特別交付税の交付、事業者への補償金の充実に注力するとした。
20日は復興公営住宅を中心に石巻市や東松島市などを遊説し、14カ所で街頭から政策を訴えた。
このうち、石巻市あゆみ野復興住宅では、入居者に手を振りながら「復興は道半ば。復興住宅のコミュニティー再生などに取り組む。皆さんが幸せに暮らせるよう、古里の代表として国政で働かせてほしい」と意気込んだ。
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森下氏は19日、石巻市で第一声を上げ、石巻市あゆみ野や女川町などを回った。東松島市では2カ所で街頭演説に臨んだ。
「震災から10年が経過したが、被災地にはまだまだ課題が山積している。住民が安心して暮らしていくためのインフラ整備や被災者の心身の健康を支える政策が必要だ」と強調した。
新型コロナ対策では「ワクチン接種が希望者全員にしっかり行き届くよう、環境整備をする。ワクチン、治療薬ともに国内で作れるようにならないといけない」と述べた。
21日は女川町や石巻市で遊説し、女川町では2カ所で街頭演説した。町まちなか交流館前では「震災で途切れてしまったコミュニティーの再生、女性の声や意見がしっかり反映される社会づくりに励みたい」と訴え、支持を呼び掛けた。
【安住陣営】
▽選挙カー=石巻市湊、渡波、大原、鮎川、女川町旭が丘、石巻市雄勝、中島、飯野川、須江、あけぼの
【森下陣営】
▽選挙カー=南三陸町、石巻市鹿又、桃生、大谷地、飯野川、中島、皿貝馬鞍、橋浦、女川、十三浜
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