１日だけ期日前投票所　若者の行動促す　石巻専修大に開設

　衆院選、知事選、県議選石巻・牡鹿選挙区の補欠選挙（３１日投開票）の期日前投票が２３日から同時にできるようになり、石巻市と女川町の有権者の多くが投票所に足を運んでいる。

　石巻市は２５日、石巻専修大に１日限定の期日前投票所を設けた。若者に投票行動を促すのが目的で学生らが投票に訪れた。

　昼休みを利用して投票した４０代女性会社員は「ちょうど投票できるタイミングだったので良かった」と話した。市選管によると、２２日まで低調だった期日前投票は２３、２４両日が土日だったこともあり、大きく増えたという。

　石巻市では選挙期日決定が遅れたため投票所入場券発送が２５日からになる。市選管は入場券がなくても投票できることを周知しているが、入場券を待つ人も少なくないとみられることから２８～３０日にイオンモール石巻にも開設する。石巻市と女川町の各離島もそれぞれ１日限定の期日前投票所を設ける。

　他に期日前投票ができるのは石巻市が市役所本庁舎と６総合支所、蛇田、渡波両公民館、稲井、荻浜両支所の計１１カ所。東松島市は市役所本庁舎と鳴瀬総合支所、女川町は役場。いずれも投票日前日の３０日まで。