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輝く光が市民を魅了 奈良の津田さん、石巻で硝子展 きょうまで

作品を手に取って眺める来場者

 奈良県葛城市を拠点に活動する硝子(ガラス)作家・津田清和さんの硝子展が7日まで、石巻市中央2丁目のカンケイマルラボで開かれている。光をうまく取り込んで輝くガラスの美しさが市民を魅了している。

 津田さんは堺市出身。大学生の時に旅行で訪れた小樽市でガラス工芸に魅せられ、勉強を始めた。工房を葛城市に構えて15年目になる。石巻での個展開催は5年ぶり2度目。

 会場には「朝」をテーマにしたコップ(4400円)やヨーグルトカップ(4950円)など、普段使いに適した作品約100点が展示されている。前回の個展で作品を購入した市民らが訪れ、使用した感想などを伝えていた。

 津田さんは「作品を通じて来場者とコミュニケーションが取れることがうれしい。手に取ってくれた人の記憶に残る物を作っていきたい」と話す。

 午前10時~午後6時。連絡先は観慶丸本店0225(22)0151。

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