食産業の担い手結束 2高校が合同販売会、初の企画 15日・石巻

箱詰め作業に取り組む生徒たち
当日売り出されるコラボ実習製品

 宮城水産高と小牛田農林高の初めての企画となるコラボ実習製品合同販売会が「みやぎ水産の日」の15日午前10時から、県石巻合同庁舎で開かれる。両校の生徒が、共に手塩にかけて製造したサンマ味付け缶詰1缶とマグロ油漬け缶詰1缶、ライスパック6個の3種類(計1200円)の計192箱を用意し、来場者に売り込む。

 県を代表する水産、農業の両校がタッグを組むきっかけとなったのは小牛田農林高の大槻賢一教頭の存在が大きい。大槻教頭は前任地の宮城水産高でも教頭を歴任。今回の橋渡し役を務めた。

 当日販売するのは、おなじみのサンマ味付け缶詰に加え、実習船宮城丸が漁獲したマグロを使い、生徒が校内で加工した。

 ライスパックも校内農場で生産したコメから加工した。コメは全国お米甲子園で2年連続特別優秀賞を受賞した自慢のコシヒカリ。電子レンジで炊きたてのおいしさが味わえる。

 両校の関係者は「県内の食産業を支え、未来の担い手を育成する両校で異分野での交流を兼ねた企画は意義深い」と語る。

 11月25日には、県東部地方振興事務所水産漁港部の担当者らが見守る中、両校の教職員、生徒ら二十数人が製品の箱詰め作業やラベル貼りなどに取り組んだ。

 ラベルには「おいしいよ 買って行って」「うまいを届けたい 旨米(うまい)」と高校生らしい文言が並び、消費者へのアピールも忘れない。

 宮城水産高海洋総合科フードビジネス類型2年石川姫菜さんは「高校生が作ったおいしいお米と缶詰をぜひ多くの皆さんに食べてほしい」とPR。小牛田農林高農業技術科農業科学コース作物専攻班の3年高橋弘毅さんも「宮城といえば代表するのはコメと水産加工品。一人でも多くの人に買ってもらえるよう頑張りたい」と話している。

 15日には両校2、3年生8人が販売会にも参加する予定。

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