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カメラリポート>石巻若宮丸漂流民の会、設立20周年記念パネル展

 江戸時代に日本人で初めて世界一周した石巻の千石船・若宮丸漂流民に関するパネル展「若宮丸漂流民の世界一周」が市民の関心を呼んだ。石巻若宮丸漂流民の会設立20周年記念イベントで、10月30日から11月3日まで石巻市千石町の石巻河北ビル交流ホールで開かれた。初日は「オンラインで結ぶ若宮丸漂流民世界一周の旅」が、同ビルかほくホールであった。

漂流民の足跡をたどったパネルに興味津々。手前は、帰国した漂流民の体験と見聞をまとめた「環海異聞」(複製)。当時、貴重な情報源になった
ロシアに帰化した漂流民の善六が作成に関わった「日本地図」。地名をロシア語に翻訳しロシアで出版された
漂流民を伴って長崎に来航したロシアの遣日修好使節レザーノフ一行を描いた絵巻(複製)。長さ約9メートルもあり壮観
多十郎がロシア皇帝から授かり、持ち帰ったとされる上着。東日本大震災の津波被害から守られた文化財として東京の吉村昭文学記念館に展示中。オンラインリポートで紹介された

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