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「経済活性化にまい進」 石巻市長が年頭の抱負

年頭の抱負を語る斎藤市長

 石巻市の斎藤正美市長は6日の定例記者会見で、年頭の抱負を述べた。昨年4月の就任以降、新型コロナウイルス対策を最優先してきたと強調し、「感染症への対応はもちろん、街のにぎわいを取り戻し、地域経済の活性化に向けた取り組みを強力に進める」と語った。

 東日本大震災の復興事業で整備を進める北上川河口部の「石巻かわみなと大橋」が3月に完成することに触れ、「引き続き残された復興事業の推進を図る」と述べた。

 会見では、JR仙石線の車体に漫画をあしらった「マンガッタンライナー」を、仙石東北ラインにも導入することを明らかにした。市とゆかりのある石ノ森章太郎氏の「サイボーグ009」や「仮面ライダー」などが描かれており、今月中旬に運行開始する。

 市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)の開館記念として昨年3月に予定し、感染拡大で延期されていた人間国宝の狂言師野村万作さんによる舞台は、今年3月28日に振り替え公演を開催すると発表した。万作さんの長男の萬斎さんも新たに出演者に加わり、孫の裕基さんを含む3代での共演となる。観覧は無料で、市民が対象。応募方法は2月中旬に公表する。

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