不合格の3人を合格に 仙台青陵中教校入試で採点ミス

 仙台市教委は20日、8日に実施した仙台青陵中等教育学校(青葉区)の入試で、誤った解答例を基に採点するミスがあったと発表した。改めて合否判定し、不合格の3人を合格とした。

 採点ミスは社会的事象や統計資料を読み解く「総合問題I」(満点60点)のうち、奈良時代の水田面積に関する設問(配点4点)であった。「1段は現在の12アール。3分の38段は何ヘクタールか」との出題で、正解は「1・5ヘクタール」だが、解答例は「15・2ヘクタール」と誤っていた。

 市教委によると、問題と解答例は市教委の担当者約10人が作成し、数回チェックしたが、誤りを見逃した。採点した複数の同校教員は解答例が正しいかどうか確かめなかったという。

 市教委は14日に140人の合格を発表した。19日に担当者が来年の入試問題作成に向け、正答状況を分析したところ誤りが発覚。同校は20日に不合格の3人に謝罪し、合格を伝えた。

 市役所で記者会見した郷家貴光学校教育部長は「受験生には多大な迷惑を掛けた。チェック体制を強化し、学校でも確認するなど再発防止に努める」と陳謝した。

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