宮城県沿岸4市「港町元気プロジェクト」 第5弾、限定酒8銘柄を販売
県内沿岸4市の蔵元と酒店による「港町元気プロジェクト」は、第5弾の限定酒の販売を始めた。今回は内陸の二つの蔵元も初めて参加し、8銘柄のオリジナル商品が出そろった。
石巻市の平孝酒造「日高見」、気仙沼市の男山本店「蒼天伝」、角星「水鳥記」、塩釜市の佐浦「浦霞」、阿部勘酒造「阿部勘」、名取市の佐々木酒造「宝船浪の音」、白石市の蔵王酒造「蔵王」、栗原市の金の井酒造「綿屋」の8種類。色違いの統一ラベルで720ミリリットル入りを1630~2100円で販売する。
日高見は度数が高く、水で割って飲むのにも適した純米酒を提供。綿屋は1年熟成の純米酒で、どの温度で飲むのにも対応する食中酒を用意した。
プロジェクトに参加する石巻市穀町の酒類販売店「四釜商店」では全種類を扱う。四釜壮俊社長(54)は「海と山はつながっている。内陸の蔵元の力も借りて港町を活気づけたい」と話した。