石巻市総合計画、進展状況を検証 推進会議が初会合 委員24人委嘱
昨年9月に策定された第2次石巻市総合計画(2021~30年度)の進展状況などを評価、検証する推進会議の初会合が5月30日、市役所で開かれた。
市は市民団体や経済界、各地区の住民代表、学識経験者ら24人を委員に委嘱した。任期は5年。
斎藤正美市長が出席した委員一人一人に委嘱状を手渡し、「専門的かつ幅広い意見をもらい、活力があり持続可能な地域づくりを目指す」とあいさつした。
委員の互選で、会長には石巻専修大経営学部教授の庄子真岐氏、副会長には市子ども・子育て会議会長の木村民男氏を選出した。庄子会長は「目標を達成したかどうかだけでなく、その背景の原因を考え、共有していきたい」と語った。
第2次総合計画は「地域コミュニティー」や「産業振興」、「健康福祉医療」など6項目の基本目標を掲げ、分野ごとの施策を設定。重点項目も含めて38の数値目標と117の重要業績評価指標を定めた。
推進会議は項目ごとに市の担当課がまとめた前年度の達成状況を評価、検証し、施策に反映させることが目的。次回は7月に開き、21年度の達成状況をチェックする。